ゴルーグの火力目安
ポケカを愛する紳士・淑女のみなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。ゴルーガー見習いのながいと申します。
今回は《ゴルーグ(XY7 035/081)》のわざ:ばかぢからのダメージについて話していきます。
まず、ばかぢからについて見てみましょう。
無無無無:ばかぢから:80+
のぞむなら、40ダメージを追加してよい。その場合、このポケモンにも20ダメージ。
前に記事にしたようにゴルーグは特性・抵抗力のおかげでデメリット無しで追加ダメージを出せます。
この記事ではばかぢからのダメージを数値ごとに挙げていきたいと思います。ただ、恒常的に追加ダメージを出す前提で120ダメージ以上のものにします。
また、以下の例のように挙げていくのでよろしくお願いします。
例:<150ダメージ(素点+30)>
・+こだわりハチマキ(30)
[火力補強のあれこれ]
…とそのまえにダメージ目安を見るための予備知識として、ポケカをやっている方は既に知っているとは思いますがダメージをあげる方法について細かく挙げておきます。
《ポケモン:ディアンシー◇》
特性:プリンセスエールで闘ポケモンのわざのダメージを+20します。とても優秀なポケモンですが、◇(プリズムスター)なのでデッキに1枚しか入れられないことに注意。
《ポケモン:レジロックEX》
特性:レジパワーで闘ポケモンのわざのダメージを+10します。ディアンシー◇と比べるとダメージup量やEXである点など劣って見える点がありますが、複数体並べられるという優位点もあります。
この記事では実際に使う際の状況を鑑みてレジロックEXが2体並んだときまでをダメージに反映させることにします。
《グッズ:ちからのハチマキ》
つけているポケモンのわざのダメージを+20します。非EX・非GXの1~2進化ポケモンに対して効く場面があります。
《グッズ:こだわりハチマキ》
つけているポケモンのEXおよびGXポケモンに対するわざのダメージを+30します。たねGXポケモンのHPが170や190など奇数HPのことが多いのでわざのダメージが偶数ダメージのゴルーグと合わせるときにとても重宝するグッズです。
《スタジアム:ファイティングスタジアム》
お互いの闘ポケモンの相手のポケモンEXに対するわざのダメージを+20します。アンダーラインの部分のとおり、制約が多いうえGXポケモンの多いSM環境では突出した強さがありません。この記事でもファイティングスタジアム関連のダメージ目安は省きます。
《エネルギー:ストロングエネルギー》
つけている闘ポケモンが使うわざのダメージを+20します。エネルギーをつける行為が同時に火力補強となり、そのうえ最大4枚までつけられるというとても優秀なカードです。
ただ、「ゴルーグは特性が働いていないとストロングエネルギーをつけられない=特性が無い状態になるとついているストロングエネルギーは剥がれてしまう」「進化前のゴビットが超である」などストロングエネルギーと少し噛み合わない点があるので、この記事では最大3枚ついたときまでをダメージに反映させます。
[ダメージ目安]
<120ダメージ>
・(素点)
<130ダメージ(素点+10)>
・+レジパワー(10)
※シェイミEXを倒すには闘抵抗込みで130ダメージ以上出さなければいけないのでここがボーダーです。
<140ダメージ(素点+20)>
・+ちからのハチマキ(20)
・+プリンセスエール(20)
・+ストロングエネルギー(20)
・+レジパワー(10)×2
<150ダメージ(素点+30)>
・+こだわりハチマキ(30)
・+ちからのハチマキ(20)+レジパワー(10)
・+プリンセスエール(20)+レジパワー(10)
・+ストロングエネルギー(20)+レジパワー(10)
<160ダメージ(素点+40)>
・+こだわりハチマキ(30)+レジパワー(10)
・+ちからのハチマキ(20)+プリンセスエール(20)
・+ちからのハチマキ(20)+ストロングエネルギー(20)
・+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)
・+ストロングエネルギー(20)×2
・+ちからのハチマキ(20)+レジパワー(10)×2
・+プリンセスエール(20)+レジパワー(10)×2
・+ストロングエネルギー(20)+レジパワー(10)×2
※140~160が2進化非EX・非GXポケモンのHPラインなのでこだわりハチマキを使わずにこのラインのダメージを出せるといい場面があります。
<170ダメージ(素点+50)>
・+こだわりハチマキ(30)+プリンセスエール(20)
・+こだわりハチマキ(30)+ストロングエネルギー(20)
・+こだわりハチマキ(30)+レジパワー(10)×2
・+ちからのハチマキ(20)+プリンセスエール(20)+レジパワー(10)
・+ちからのハチマキ(20)+ストロングエネルギー(20)+レジパワー(10)
・+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)+レジパワー(10)
・+ストロングエネルギー(20)×2+レジパワー(10)
※《カプ・テテフGX》や《ガマゲロゲEX》(180でした)のHPがこのライン。これらのポケモンを一撃で倒すプランを太くするならこだわりハチマキなどをデッキに多めに入れるといいかもしれません。
<180ダメージ(素点+60)>
・+こだわりハチマキ(30)+プリンセスエール(20)+レジパワー(10)
・+こだわりハチマキ(30)+ストロングエネルギー(20)+レジパワー(10)
・+ちからのハチマキ(20)+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)
・+ちからのハチマキ(20)+プリンセスエール(20)+レジパワー(10)×2
・+ちからのハチマキ(20)+ストロングエネルギー(20)+レジパワー(10)×2
・+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)+レジパワー(10)×2
・+ストロングエネルギー(20)×2+レジパワー(10)×2
・+ストロングエネルギー(20)×3
※このHPラインから火力up用のカードを一度に3枚以上揃わせなければなりません。もちろんその分デッキ構築をよく考えないとうまくダメージを出せない状況が起きます。しかし、たねGXポケモンのHPは大抵180~190程度まであるのでそれらを一撃で倒すのが大きな目標なら十分狙う価値はあるでしょう。
<190ダメージ(素点+70)>
・+こだわりハチマキ(30)+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)
・+こだわりハチマキ(30)+プリンセスエール(20)+レジパワー(10)×2
・+こだわりハチマキ(30)+ストロングエネルギー(20)+レジパワー(10)×2
・+こだわりハチマキ(30)+ストロングエネルギー(20)×2
・+ちからのハチマキ(20)+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)+レジパワー(10)
<200ダメージ(素点+80)>
・+こだわりハチマキ(30)+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)+レジパワー(10)
・+こだわりハチマキ(30)+ストロングエネルギー(20)×2+レジパワー(10)
・+ちからのハチマキ(20)+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)+レジパワー(10)×2
・+ちからのハチマキ(20)+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)×2
・+ちからのハチマキ(20)+ストロングエネルギー(20)×2+レジパワー(10)×2
・+ちからのハチマキ(20)+ストロングエネルギー(20)×3
・+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)×2+レジパワー(10)×2
・+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)×3
※《ルガルガンGX》や《グレイシアGX》をはじめとしたブイズGXがこのライン。これらのポケモンを倒すのが云々...
<210ダメージ(素点+90)>
・+こだわりハチマキ(30)+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)+レジパワー(10)×2
・+こだわりハチマキ(30)+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)×2
・+こだわりハチマキ(30)+ストロングエネルギー(20)×3
・+ちからのハチマキ(20)+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)×2+レジパワー(10)
・+ちからのハチマキ(20)+ストロングエネルギー(20)×3+レジパワー(10)
<220ダメージ(素点+100)>
・+こだわりハチマキ(30)+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)×2+レジパワー(10)
・+こだわりハチマキ(30)+ストロングエネルギー(20)×3+レジパワー(10)
・+ちからのハチマキ(20)+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)×2+レジパワー(10)×2
・+ちからのハチマキ(20)+ストロングエネルギー(20)×3+レジパワー(10)×2
<230ダメージ(素点+110)>
・+こだわりハチマキ(30)+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)×2+レジパワー(10)×2
・+こだわりハチマキ(30)+ストロングエネルギー(20)×3+レジパワー(10)×2
・+こだわりハチマキ(30)+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)×3
・+ちからのハチマキ(20)+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)×3+レジパワー(10)
<240ダメージ(素点+120)>
・+こだわりハチマキ(30)+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)×3+レジパワー(10)
・+ちからのハチマキ(20)+プリンセスエール(20)+ストロングエエネルギー(20)×3+レジパワー(10)×2
<250ダメージ(素点+130)>
・+こだわりハチマキ(30)+プリンセスエール(20)+ストロングエネルギー(20)×3+レジパワー(10)×2
[さいごに]
今回は中身のうすーいものになってしまいましたが、今後「ゴルーグを使ってみたいな」「ゴルーグと一緒に戦ってみたいな」とゴルーグを使ったデッキを手にしてくれる方がいることを信じて、少しでも参考になればと思い書きました。
私はゴルーグをそれなりに長く使ってきた身としてはゲームの進め方やデッキの構築の仕方において、ゴルーグで弱点をつけないH170ライン(カプ・テテフGXなど)を一撃で倒すか否かで火力補強のためのカードを入れるかどうかが変わってくると思います。
理由は2つあります。
まず1つめは例にあげたポケモンを1回で倒すか2回に分けて倒すかで相手のベンチのポケモンの育成状況など、戦況がガラリと変わることがあるからです。
2つめに170ダメージはこだわりハチマキ+プリンセスエールorストロングエネルギーの2枚で達成できるため、育成等にパーツが多くなりがちなゴルーグデッキでも楽に達成でき得る条件だからです。
私は攻める構築より受ける構築の方が向いているし、性に合っているのでゴルーグにきあいのタスキをつけて確実に2撃以内で相手のポケモンを倒す動かし方が好きですが、火力を押し付けて圧力をかけ続ける方が強いと思う場面も多々目にします。
攻めるものと受けるもの、どっちが正解というのは無く自分に一番合った、しっくりくるものを使うことが大切だと思います。
次回は超ベーシックな構築「カラマネロゴルーグ」について書こうと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた。
ジュカインゴルーグ
ポケカを愛する紳士・淑女のみなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。ゴルーガー見習いのながいと申します。
[デッキレシピと特徴]
はじめに《MジュカインEX》のわざ:ジャギドセイバーで《ゴルーグ》を育てていくことが基本的な動きになります。
またジャギドセイバーは育成だけでなく回復もできるので中打点の攻撃が中心のデッキ相手には確定数をずらしたり、ゴルーグを全快してきあいのタスキの効果を持続させやすくしたりできます。
このデッキはジュカインの草、ゴルーグの超のタイプにより基本的に闘タイプをメインにするデッキに強く出られます。
最近多く見るデッキでいうと「マッシブーンルガルガンデッキ」「ゾロアークルガルガンデッキ」「ガブリアスルカリオデッキ」などです。
またメインのMジュカインEX、ゴルーグともに古代能力:θストップを持っているので《ルガルガンGX》の特性:ブラッディアイをはじめとする、こちらのポケモンに干渉してくる特性に影響されにくいのが特徴です。
そのうえ、タイプ・古代能力の2つを加味すると「ガマゲロゲジュナイパーデッキ」や「ゲッコウガBREAKデッキ」など、どんなときでも一定数いるであろうデッキにも弱くないのが特徴です。
得意でない相手は弱点をついてくる相手、大ダメージを連打してくるデッキです。
例をあげるとすればホウオウやバクガメスを中心としたデッキや「ソルガレオデッキ」「ウルトラネクロズマデッキ」などです。
[個々のカードの説明と採用理由]
《ゴルーグ(XY7 035/081)》
デッキの顔。バトル場のMジュカインEXでベンチのジュカインEXとゴルーグを育てる動きを基本とするため、一度にゴルーグを複数並べるつもりでは無いので少なめです。
ゾロアークGXを弱点・抵抗込みで一撃で倒せます。
《MジュカインEX》
ゴルーグの育ての親。なるべく早めにバトル場でわざを使ってもらいたいが、中盤以降手札でダブついてしまうのが嫌なので3枚です。
- このデッキがダブル無色エネルギーを採用している点
- わざ:ジャギドセイバーを草無で使える点
- 逃げるエネルギーが2つ=ダブル無色エネルギー1枚で逃げられる点
- エネルギー加速を行える点
- 回復をできる点
これらの理由からゴルーグと合わせるのに不都合な点も無いため採用。
ルガルガンGXを弱点込みで一撃で倒せます。
《ジュカインEX(XY7)》
MジュカインEXの進化元。草エネ1枚でわざ:ねむけどくによりMジュカインEXに進化するまでの時間稼ぎをできます。
- このデッキがダブル無色エネルギーを採用している点
- わざ:アサシンクローを草無で使える点
これらの理由から不都合な点も無いため採用。
《ジュカインEX(XY-P)》
MジュカインEXの進化元。草エネ1枚でわざ:こうそくいどうによりMジュカインEXに進化するまでの時間稼ぎをできます。
わざ: こうそくいどうは効果が自分にかかるので相手のポケモンの「逃げる」や「進化」による状態異常の解除をされてしまう、わざ:ねむけどくに比べて相手への依存度が少し低くなります。
またMジュカインに進化できないままバトル場に出てしまうことがあっても、130ダメージを与えられるわざ:ストロングスラッシュを覚えているため、状態異常ありきのわざ:アサシンクローを覚えているジュカインEX(XY7)と比べて単体性能が少し高めです。
《カプ・コケコ(SM2+ほか)》
逃げるエネルギー0要員。
このデッキはジュカインソウルリンクやきあいのタスキでポケモンのどうぐの枠を占めているため、こだわりハチマキやちからのハチマキが入っていません。
わざ:かいてんひこうはダブル無色エネルギー1枚で使えるうえ、相手のポケモン全員に20ダメージを与えるためポケモンのどうぐで補えない火力補強をしてくれます。
《ネクロズマGX》
GXわざを放つために採用。せっかくのSMレギュレーションですからGXわざ使いたいですよね。
わざ:ブラックレイGXによって相手のEX・GXポケモン全員に100ダメージを与えます。これによってベンチから出てくるポケモンたちはほぼほぼMジュカインEXやゴルーグのわざのダメージ圏内に入ります。また、相手のポケモンにベンチに逃げられてしまっても倒すことができるのはありがたい限りです。いつ使っても腐りにくい、中打点デッキにはぴったりのGXわざですね!
ゴルーグとともに次元の谷の恩恵を受けられ、ダブル無色エネルギー1枚でわざを使えるので奇襲をかけることもできます。文句なしの採用です。
《すごいつりざお》
ポケモン回収兼エネルギー回収。ジャギドセイバーで基本草エネルギーを必要とするので採用です。
《エネルギー回収》
MジュカインEXの逃げるエネルギーが2つのためちょうどぴったり回収できます。
回収したエネルギーはそのターンのうちに入れ替わりでバトル場に出たMジュカインEXのジャギドセイバーでベンチのポケモンにつけることが多いです。
このデッキはジュカインでぐるぐるすることを目指すデッキではないものの、1~2ゲームに1回ほどぐるぐるしたい場面があるので採用です。
《シロナ》《N》《プラターヌ博士》
ドローサポート。このデッキはエネルギーをトラッシュに落して釣り上げるデッキではありません。また、ジュカインソウルリンクやきあいのタスキ、次元の谷など一旦失うと動きに大きく制約がついてしまうパーツが多くあるのでシロナを多めにしています。ただ、プラターヌ博士を使いたい場面も少なからずあるので1枚は差してあります。
《ククイ博士》
カプ・コケコと同様に火力補強として採用です。主にMジュカインEXの打点を強化します。火力補強にドローがおまけでついてくるならいいじゃない!
ククイ博士1枚ではドローサポートとしては不十分に感じるので2枚でドローサポート1枠くらいの感覚で採用しています。
《センパイとコウハイ》
このデッキにはジュカインソウルリンクやきあいのタスキ、次元の谷などデッキの動きに不可欠なパーツが多くあります。そのためベンチのポケモンをゆっくりと育てるゲームの場合に重宝したり、MジュカインEXを使い捨て感覚で運用したりする際の理由づけになります。
また、手札や場の状況にも因るが次元の谷+ネクロズマGXやネクロズマGX+ダブル無色エネルギーなどをサーチして奇襲に繋げることもあります。
《アセロラ》
ゲーム序盤にバトル場でお仕事した育成係のMジュカインEXを回収したり、ゴルーグを回収してゴビットの時代から再教育したりします。
他にもGXわざを使って棒立ちになってしまったネクロズマGXを回収したり、逃げるエネルギーを節約したいときに使います。
《次元の谷》
MジュカインEXのエネルギー加速と合わせてゴルーグを手貼り一回分で起動できるようにしたいため、またネクロズマGXをダブル無色エネルギー1枚で即わざを使えるようにするため多めに3枚採用です。
《基本草エネルギー》
デッキから基本エネルギーをサーチする手段を入れておらず、ドローサポート等で手札に引きこむしかないため多めに9枚採用です。
[そのほかの候補のカード]
《はかせのてがみ》《オドリドリ(ふらふらスタイル)》
デッキから基本エネルギーをサーチする手段として基本エネルギー1枚と差し替える形で採用することになりそうです。
《バトルコンプレッサー》
ピン差しのサポートなどを先に落としておき、デッキの中の基本草エネルギーの濃度を濃くするために使うことになりそうです。
《ニンジャごっこ》
棒立ちになってしまったネクロズマGXやオドリドリをジュカインEXなどと交換するために使います。
そのほかにも例えば「バトル場にゴビット、手札にジュカインソウルリンクとMジュカインEX」という状況の場合、ゴビットが場に出で1ターン経過しているならばその状態も引き継がれるためニンジャごっこでゴビットとジュカインEXを交換して即メガシンカという動きもできます。
使い様によってはすごい効果をもたらす素晴らしいカードだと思います。
[さいごに]
これでCL名古屋に乗り込んでみたらよかったんですかねぇ...
XY7コンビがかっこよく共闘するデッキで使っていてとても楽しいものになっていると思います。ぜひ試してみて、楽しんでください!!そして感想や改良案などの意見を交換しあえるといいなと思ってます。気軽に声をかけてください!
ポケカのゴルーグ(XY7 035/081)について
ポケカを愛する紳士・淑女のみなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。ゴルーガー見習いのながいと申します。
本ブログはポケカにおけるゴルーグについてつらつらと語っていくものになっております。その知られざる魅力をどうぞご堪能ください。
[ゴルーグのキャラクターとしてのデザインについて]
本家ポケモンのゲームシリーズにおいてゴルーグは「ブラック・ホワイト」、いわゆる第5世代で初めて登場しました。
分類:ゴーレムポケモン
タイプ:じめん・ゴースト
特性:てつのこぶし/ぶきよう/ノーガード(隠れ)
分類・特性から非常に鈍重で大きな拳から超パワーの一撃を放って来そうなイメージを感じられると思います。事実、種族値ではこうげきの値が一番高く、得意なわざもシャドーパンチやばくれつパンチなどイメージ通りのものを覚えます。
図鑑によると「ゴルーグを作った古代人から人やポケモンを守るように命令されていると言われている。」とあり、そのパワーは無差別に振るわれるものではないことがわかります。また、古代人がゴルーグを作成したりした際に永い年月その一つの命令を果たし続けるために単純化した結果がぶきようやノーガードなどの特性や主な攻撃方法などに繋がってくるというデザインなのかもしれないと考えたりすると…なんか…あれですよね…いいですよね?
[ゴルーグのポケカでのデザインについて]
2018年5月現在、ゴルーグのカードは8種類あります。わざ名はだいたい「〜パンチ」「〜ハンマー」などで、ゴルーグのイメージにぴったりのものを覚えています。
その中でも私がカードデザイン・カード性能の両方の面から大好きなカードがバンデットリング(XY7)に収録されているこのカードになります。では上述のそれぞれの面からカードを見ていきましょう!
ⅰ)カードデザイン
- イラストがかっこいい!
- イラストがフレームレス(フルアート)なのもすごい!(※ゴルーグに限らず古代能力持ちのポケモンは進化前のポケモンであっても全てフレームレスです。)
- 特性で実質的にタイプを2つ持っていてイカしてる!
- 古代能力なるものを持っていてワクワク感が半端ない!
- わざがばかぢから一つなことで不器用な感じや愚直さが表れてて素晴らしい!
- わざを使うことによって自分もダメージを負ってしまうのにそれを恐れず顧みず、真っ向から相手に立ち向かうところに痺れる!
ⅱ)カード性能
- イラストがかっこいい!(俗に言うイラストアドが取れる)
- 特性で実質的にタイプを2つ持っている。
- 古代能力「θストップ」を持っている。
- 闘タイプに抵抗力を持っている。
- 120ダメージを出せるわざを覚えている。
- 非EX・非GXである。
- エネルギーの色を選ばないため色々なデッキを検討できる。
このように同じ要素がデザイン面・性能面の両方から評価できる点もあり、コレクター気質のプレイヤーもトーナメント志向のプレイヤーもみんなが楽しめるカードだと思います!!
[ゴルーグのカードでの性能について]
カード性能の評価するべき主な要素は前述の通りですが、まだまだ説明しきれていないので詳しく説明していきたいと思います。
1)超タイプと闘タイプを併せ持つ
まず1つ目に超タイプと闘タイプそれぞれに恩恵のあるカードの効果をまとめて受けることができます。具体的な例を挙げるとスタジアム:次元の谷、グッズ:きあいのタスキ、特殊エネルギー:ストロングエネルギー、特性:プリンセスエールなどです。
そして2つ目に相手のポケモンの弱点をつきやすくなります。現環境で多く使用されているポケモンの中で超または闘タイプが弱点のポケモンは《マッシブーンGX》、《ゾロアークGX》、《シルヴァディGX》などです。これらのポケモンに対してばかぢからを使い弱点をつくと、(80+40)×2=240ダメージを与えられ一撃できぜつさせることができます。
2)古代能力「θストップ」を持っている
θストップ:このポケモンは、相手のポケモンからの特性の効果を受けない。
古代能力は特性とは違い、例えサポート:オカルトマニアを使われてもなくなることはありません。
《ゲッコウガBREAK》や《ゲッコウガGX》、《ジュナイパーGX》、《ジュペッタGX》などのダメージを与えたりダメカンを乗せたりする特性が効きません。そのため前述のきあいのタスキの効果を最大限活かせるポケモンだといっても過言ではないでしょう。
また、《ルガルガンGX》の特性:ブラッディアイや《カエンジシ(XY6)》の特性:フレアコマンドの効果も受けないので育て途中のゴルーグを呼び出されてゲームプランを崩されてしまう可能性も低くなります。
難しいところで言うと、相手の場にいる《ダストダス(XY9)》の特性:ダストオキシンによって特性がなくなる効果はθストップによって効かないためゴルーグは超と闘の2つのタイプを持ち続けます。ただし、自分の場でダストオキシンを発動させた場合はゴルーグの特性はなくなってしまうので注意が必要です。
3)闘タイプに抵抗力を持っている
これはゴルーグがわざを使うときに重要な要素です。ゴルーグのわざをもう一度見てみましょう。
ばかぢから:無無無無/80+
のぞむなら、40ダメージを追加してもよい。その場合、このポケモンにも20ダメージ。
追加の40ダメージを望んだときに自身が受けるダメージは20ダメージです。
抵抗力の欄は「-20」となっていますね?同じダメージ量ってまさか...
...そうなんです。ゴルーグはわざを使うときに特性が働いていれば、デメリット無しノーダメージでわざの威力を上げて攻撃できるんです!!!この仕様によって、ここでもきあいのタスキとの相性の良さが発揮されちゃうんです!!!
4)120ダメージを出せるわざを覚えている
ここまででゴルーグが恒常的にノーリスク120ダメージを出せることをわかっていただけたと思います。またきあいのタスキとの相性の良さも理解していただけたと思います。
120ダメージというのは弱点をつければ大概のポケモンは一撃、そうでなくても2発できぜつさせられることがほとんどです。ここにきあいのタスキを組み込むことによって弱点をつけない場合でもわざを2発当てるチャンスを作れます。また、弱点をつける場合なら相手のバトル場のポケモンを倒した後にベンチから出てくるポケモンにも大きな圧力をかけられるはずです。そうして五分〜有利の間に保ちながらゲームを進めて行くことができます。
5)非EX・非GXである
きあいのタスキとの相性の良さ、弱点のつきやすさ、120ダメージの大切さ、これらの要素の他にもう一つ大事な要素があります。そう、ゴルーグがEX・GXではないことです。
ポケモンカードの勝利条件はサイドを取り切ることです。普通、ポケモンを1匹きぜつさせるとサイドを1枚取ることができます。そして、より強力なEX・GXのポケモンを倒すとサイドを2枚取ることができます。
ゴルーグは倒されてもサイドを1枚取られるだけなのに対し、相手のEX・GXのポケモンを倒せばサイドを2枚取れるのです!
弱点やきあいのタスキを駆使してサイドレースで優位に立つことがゴルーグと一緒に戦う上での基本的な考え方になるでしょう。
[さいごに]
次回以降は実際に私が考えたゴルーグのデッキを少しずつ紹介していきます。
ただし、私は「次元の谷に対応している」「きあいのタスキを使える」「それら2つを同時に使って恩恵を受けられる」の3点でゴルーグというカードに惹かれました。そのためだいたいのデッキに次元の谷ときあいのタスキの2点セットを入れています。ですので紹介するものは全てコンセプトデッキ・ファンデッキと捉えていただけると良いかもしれません。
環境のことについて触れていたりしましたが、私は今の時点ではトーナメントプレイヤーではありません。でも競技的なポケカも大好きです。カードゲームはみんなで楽しくプレイしたり議論したりできるのが理想的な遊び方だと考えています。なのでトーナメントプレイヤーの方、そうでない方、色々な方たちの個々の視点から様々な意見をもらえると嬉しいです。
このブログへのコメントの他にTwitterでも意見交換をできるといいなと思っています。
最後まで読んでくださりありがとうございます。ではまた次回!!
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