ポケカのゴルーグ(XY7 035/081)について

ポケカを愛する紳士・淑女のみなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。ゴルーガー見習いのながいと申します。

本ブログはポケカにおけるゴルーグについてつらつらと語っていくものになっております。その知られざる魅力をどうぞご堪能ください。

 

[ゴルーグのキャラクターとしてのデザインについて]

本家ポケモンのゲームシリーズにおいてゴルーグは「ブラック・ホワイト」、いわゆる第5世代で初めて登場しました。

分類:ゴーレムポケモン

タイプ:じめん・ゴースト

特性:てつのこぶし/ぶきよう/ノーガード(隠れ)

分類・特性から非常に鈍重で大きな拳から超パワーの一撃を放って来そうなイメージを感じられると思います。事実、種族値ではこうげきの値が一番高く、得意なわざもシャドーパンチばくれつパンチなどイメージ通りのものを覚えます。

図鑑によると「ゴルーグを作った古代人から人やポケモンを守るように命令されていると言われている。」とあり、そのパワーは無差別に振るわれるものではないことがわかります。また、古代人がゴルーグを作成したりした際に永い年月その一つの命令を果たし続けるために単純化した結果がぶきようやノーガードなどの特性や主な攻撃方法などに繋がってくるというデザインなのかもしれないと考えたりすると…なんか…あれですよね…いいですよね?

[ゴルーグポケカでのデザインについて]

ゴルーグ(XY7 035/081)

2018年5月現在、ゴルーグのカードは8種類あります。わざ名はだいたい「〜パンチ」「〜ハンマー」などで、ゴルーグのイメージにぴったりのものを覚えています。

その中でも私がカードデザイン・カード性能の両方の面から大好きなカードがバンデットリング(XY7)に収録されているこのカードになります。では上述のそれぞれの面からカードを見ていきましょう!

ⅰ)カードデザイン

  1. イラストがかっこいい!
  2. イラストがフレームレス(フルアート)なのもすごい!(※ゴルーグに限らず古代能力持ちのポケモンは進化前のポケモンであっても全てフレームレスです。)
  3. 特性で実質的にタイプを2つ持っていてイカしてる!
  4. 古代能力なるものを持っていてワクワク感が半端ない!
  5. わざがばかぢから一つなことで不器用な感じや愚直さが表れてて素晴らしい!
  6. わざを使うことによって自分もダメージを負ってしまうのにそれを恐れず顧みず、真っ向から相手に立ち向かうところに痺れる!

ⅱ)カード性能

  1. イラストがかっこいい!(俗に言うイラストアドが取れる)
  2. 特性で実質的にタイプを2つ持っている。
  3. 古代能力「θストップ」を持っている。
  4. 闘タイプに抵抗力を持っている。
  5. 120ダメージを出せるわざを覚えている。
  6. 非EX・非GXである。
  7. エネルギーの色を選ばないため色々なデッキを検討できる。

このように同じ要素がデザイン面・性能面の両方から評価できる点もあり、コレクター気質のプレイヤーもトーナメント志向のプレイヤーもみんなが楽しめるカードだと思います!!

[ゴルーグのカードでの性能について]

カード性能の評価するべき主な要素は前述の通りですが、まだまだ説明しきれていないので詳しく説明していきたいと思います。

1)超タイプと闘タイプを併せ持つ

まず1つ目に超タイプと闘タイプそれぞれに恩恵のあるカードの効果をまとめて受けることができます。具体的な例を挙げるとスタジアム:次元の谷グッズ:きあいのタスキ特殊エネルギー:ストロングエネルギー特性:プリンセスエールなどです。

 

 そして2つ目に相手のポケモンの弱点をつきやすくなります。現環境で多く使用されているポケモンの中で超または闘タイプが弱点のポケモンは《マッシブーンGX》、《ゾロアークGX》、《シルヴァディGX》などです。これらのポケモンに対してばかぢからを使い弱点をつくと、(80+40)×2=240ダメージを与えられ一撃できぜつさせることができます。

2)古代能力「θストップ」を持っている

θストップ:このポケモンは、相手のポケモンからの特性の効果を受けない。

古代能力は特性とは違い、例えサポート:オカルトマニアを使われてもなくなることはありません。

ゲッコウガBREAK》や《ゲッコウガGX》、《ジュナイパーGX》、《ジュペッタGX》などのダメージを与えたりダメカンを乗せたりする特性が効きません。そのため前述のきあいのタスキの効果を最大限活かせるポケモンだといっても過言ではないでしょう。

また、《ルガルガンGX》の特性:ブラッディアイや《カエンジシ(XY6)》の特性:フレアコマンドの効果も受けないので育て途中のゴルーグを呼び出されてゲームプランを崩されてしまう可能性も低くなります。

 

難しいところで言うと、相手の場にいる《ダストダス(XY9)》の特性:ダストオキシンによって特性がなくなる効果はθストップによって効かないためゴルーグは超と闘の2つのタイプを持ち続けます。ただし、自分の場でダストオキシンを発動させた場合はゴルーグの特性はなくなってしまうので注意が必要です。

3)闘タイプに抵抗力を持っている

これはゴルーグがわざを使うときに重要な要素です。ゴルーグのわざをもう一度見てみましょう。

ゴルーグ(XY7 035/081) 

ばかぢから:無無無無/80+

のぞむなら、40ダメージを追加してもよい。その場合、このポケモンにも20ダメージ。 

追加の40ダメージを望んだときに自身が受けるダメージは20ダメージです。

抵抗力の欄は「-20」となっていますね?同じダメージ量ってまさか...

 

 

 

...そうなんです。ゴルーグはわざを使うときに特性が働いていれば、デメリット無しノーダメージでわざの威力を上げて攻撃できるんです!!!この仕様によって、ここでもきあいのタスキとの相性の良さが発揮されちゃうんです!!!

4)120ダメージを出せるわざを覚えている

ここまででゴルーグが恒常的にノーリスク120ダメージを出せることをわかっていただけたと思います。またきあいのタスキとの相性の良さも理解していただけたと思います。

 120ダメージというのは弱点をつければ大概のポケモンは一撃、そうでなくても2発できぜつさせられることがほとんどです。ここにきあいのタスキを組み込むことによって弱点をつけない場合でもわざを2発当てるチャンスを作れます。また、弱点をつける場合なら相手のバトル場のポケモンを倒した後にベンチから出てくるポケモンにも大きな圧力をかけられるはずです。そうして五分〜有利の間に保ちながらゲームを進めて行くことができます。

5)非EX・非GXである

きあいのタスキとの相性の良さ、弱点のつきやすさ、120ダメージの大切さ、これらの要素の他にもう一つ大事な要素があります。そう、ゴルーグがEX・GXではないことです。

ポケモンカードの勝利条件はサイドを取り切ることです。普通、ポケモンを1匹きぜつさせるとサイドを1枚取ることができます。そして、より強力なEX・GXのポケモンを倒すとサイドを2枚取ることができます。

ゴルーグは倒されてもサイドを1枚取られるだけなのに対し、相手のEX・GXのポケモンを倒せばサイドを2枚取れるのです!

弱点やきあいのタスキを駆使してサイドレースで優位に立つことがゴルーグと一緒に戦う上での基本的な考え方になるでしょう。

 

[さいごに]

次回以降は実際に私が考えたゴルーグのデッキを少しずつ紹介していきます。

ただし、私は「次元の谷に対応している」「きあいのタスキを使える」「それら2つを同時に使って恩恵を受けられる」の3点でゴルーグというカードに惹かれました。そのためだいたいのデッキに次元の谷ときあいのタスキの2点セットを入れています。ですので紹介するものは全てコンセプトデッキ・ファンデッキと捉えていただけると良いかもしれません。

環境のことについて触れていたりしましたが、私は今の時点ではトーナメントプレイヤーではありません。でも競技的なポケカも大好きです。カードゲームはみんなで楽しくプレイしたり議論したりできるのが理想的な遊び方だと考えています。なのでトーナメントプレイヤーの方、そうでない方、色々な方たちの個々の視点から様々な意見をもらえると嬉しいです。

このブログへのコメントの他にTwitterでも意見交換をできるといいなと思っています。

最後まで読んでくださりありがとうございます。ではまた次回!!

 

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