ジュカインゴルーグ
ポケカを愛する紳士・淑女のみなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。ゴルーガー見習いのながいと申します。
[デッキレシピと特徴]
はじめに《MジュカインEX》のわざ:ジャギドセイバーで《ゴルーグ》を育てていくことが基本的な動きになります。
またジャギドセイバーは育成だけでなく回復もできるので中打点の攻撃が中心のデッキ相手には確定数をずらしたり、ゴルーグを全快してきあいのタスキの効果を持続させやすくしたりできます。
このデッキはジュカインの草、ゴルーグの超のタイプにより基本的に闘タイプをメインにするデッキに強く出られます。
最近多く見るデッキでいうと「マッシブーンルガルガンデッキ」「ゾロアークルガルガンデッキ」「ガブリアスルカリオデッキ」などです。
またメインのMジュカインEX、ゴルーグともに古代能力:θストップを持っているので《ルガルガンGX》の特性:ブラッディアイをはじめとする、こちらのポケモンに干渉してくる特性に影響されにくいのが特徴です。
そのうえ、タイプ・古代能力の2つを加味すると「ガマゲロゲジュナイパーデッキ」や「ゲッコウガBREAKデッキ」など、どんなときでも一定数いるであろうデッキにも弱くないのが特徴です。
得意でない相手は弱点をついてくる相手、大ダメージを連打してくるデッキです。
例をあげるとすればホウオウやバクガメスを中心としたデッキや「ソルガレオデッキ」「ウルトラネクロズマデッキ」などです。
[個々のカードの説明と採用理由]
《ゴルーグ(XY7 035/081)》
デッキの顔。バトル場のMジュカインEXでベンチのジュカインEXとゴルーグを育てる動きを基本とするため、一度にゴルーグを複数並べるつもりでは無いので少なめです。
ゾロアークGXを弱点・抵抗込みで一撃で倒せます。
《MジュカインEX》
ゴルーグの育ての親。なるべく早めにバトル場でわざを使ってもらいたいが、中盤以降手札でダブついてしまうのが嫌なので3枚です。
- このデッキがダブル無色エネルギーを採用している点
- わざ:ジャギドセイバーを草無で使える点
- 逃げるエネルギーが2つ=ダブル無色エネルギー1枚で逃げられる点
- エネルギー加速を行える点
- 回復をできる点
これらの理由からゴルーグと合わせるのに不都合な点も無いため採用。
ルガルガンGXを弱点込みで一撃で倒せます。
《ジュカインEX(XY7)》
MジュカインEXの進化元。草エネ1枚でわざ:ねむけどくによりMジュカインEXに進化するまでの時間稼ぎをできます。
- このデッキがダブル無色エネルギーを採用している点
- わざ:アサシンクローを草無で使える点
これらの理由から不都合な点も無いため採用。
《ジュカインEX(XY-P)》
MジュカインEXの進化元。草エネ1枚でわざ:こうそくいどうによりMジュカインEXに進化するまでの時間稼ぎをできます。
わざ: こうそくいどうは効果が自分にかかるので相手のポケモンの「逃げる」や「進化」による状態異常の解除をされてしまう、わざ:ねむけどくに比べて相手への依存度が少し低くなります。
またMジュカインに進化できないままバトル場に出てしまうことがあっても、130ダメージを与えられるわざ:ストロングスラッシュを覚えているため、状態異常ありきのわざ:アサシンクローを覚えているジュカインEX(XY7)と比べて単体性能が少し高めです。
《カプ・コケコ(SM2+ほか)》
逃げるエネルギー0要員。
このデッキはジュカインソウルリンクやきあいのタスキでポケモンのどうぐの枠を占めているため、こだわりハチマキやちからのハチマキが入っていません。
わざ:かいてんひこうはダブル無色エネルギー1枚で使えるうえ、相手のポケモン全員に20ダメージを与えるためポケモンのどうぐで補えない火力補強をしてくれます。
《ネクロズマGX》
GXわざを放つために採用。せっかくのSMレギュレーションですからGXわざ使いたいですよね。
わざ:ブラックレイGXによって相手のEX・GXポケモン全員に100ダメージを与えます。これによってベンチから出てくるポケモンたちはほぼほぼMジュカインEXやゴルーグのわざのダメージ圏内に入ります。また、相手のポケモンにベンチに逃げられてしまっても倒すことができるのはありがたい限りです。いつ使っても腐りにくい、中打点デッキにはぴったりのGXわざですね!
ゴルーグとともに次元の谷の恩恵を受けられ、ダブル無色エネルギー1枚でわざを使えるので奇襲をかけることもできます。文句なしの採用です。
《すごいつりざお》
ポケモン回収兼エネルギー回収。ジャギドセイバーで基本草エネルギーを必要とするので採用です。
《エネルギー回収》
MジュカインEXの逃げるエネルギーが2つのためちょうどぴったり回収できます。
回収したエネルギーはそのターンのうちに入れ替わりでバトル場に出たMジュカインEXのジャギドセイバーでベンチのポケモンにつけることが多いです。
このデッキはジュカインでぐるぐるすることを目指すデッキではないものの、1~2ゲームに1回ほどぐるぐるしたい場面があるので採用です。
《シロナ》《N》《プラターヌ博士》
ドローサポート。このデッキはエネルギーをトラッシュに落して釣り上げるデッキではありません。また、ジュカインソウルリンクやきあいのタスキ、次元の谷など一旦失うと動きに大きく制約がついてしまうパーツが多くあるのでシロナを多めにしています。ただ、プラターヌ博士を使いたい場面も少なからずあるので1枚は差してあります。
《ククイ博士》
カプ・コケコと同様に火力補強として採用です。主にMジュカインEXの打点を強化します。火力補強にドローがおまけでついてくるならいいじゃない!
ククイ博士1枚ではドローサポートとしては不十分に感じるので2枚でドローサポート1枠くらいの感覚で採用しています。
《センパイとコウハイ》
このデッキにはジュカインソウルリンクやきあいのタスキ、次元の谷などデッキの動きに不可欠なパーツが多くあります。そのためベンチのポケモンをゆっくりと育てるゲームの場合に重宝したり、MジュカインEXを使い捨て感覚で運用したりする際の理由づけになります。
また、手札や場の状況にも因るが次元の谷+ネクロズマGXやネクロズマGX+ダブル無色エネルギーなどをサーチして奇襲に繋げることもあります。
《アセロラ》
ゲーム序盤にバトル場でお仕事した育成係のMジュカインEXを回収したり、ゴルーグを回収してゴビットの時代から再教育したりします。
他にもGXわざを使って棒立ちになってしまったネクロズマGXを回収したり、逃げるエネルギーを節約したいときに使います。
《次元の谷》
MジュカインEXのエネルギー加速と合わせてゴルーグを手貼り一回分で起動できるようにしたいため、またネクロズマGXをダブル無色エネルギー1枚で即わざを使えるようにするため多めに3枚採用です。
《基本草エネルギー》
デッキから基本エネルギーをサーチする手段を入れておらず、ドローサポート等で手札に引きこむしかないため多めに9枚採用です。
[そのほかの候補のカード]
《はかせのてがみ》《オドリドリ(ふらふらスタイル)》
デッキから基本エネルギーをサーチする手段として基本エネルギー1枚と差し替える形で採用することになりそうです。
《バトルコンプレッサー》
ピン差しのサポートなどを先に落としておき、デッキの中の基本草エネルギーの濃度を濃くするために使うことになりそうです。
《ニンジャごっこ》
棒立ちになってしまったネクロズマGXやオドリドリをジュカインEXなどと交換するために使います。
そのほかにも例えば「バトル場にゴビット、手札にジュカインソウルリンクとMジュカインEX」という状況の場合、ゴビットが場に出で1ターン経過しているならばその状態も引き継がれるためニンジャごっこでゴビットとジュカインEXを交換して即メガシンカという動きもできます。
使い様によってはすごい効果をもたらす素晴らしいカードだと思います。
[さいごに]
これでCL名古屋に乗り込んでみたらよかったんですかねぇ...
XY7コンビがかっこよく共闘するデッキで使っていてとても楽しいものになっていると思います。ぜひ試してみて、楽しんでください!!そして感想や改良案などの意見を交換しあえるといいなと思ってます。気軽に声をかけてください!